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小中学生にこそ、ワクワクする探究を。日常の授業で使える無償探究教材ライブラリー「SPARKE(スパーク)」とは?<PR>

小中学生にこそ、ワクワクする探究を。日常の授業で使える無償探究教材ライブラリー「SPARKE(スパーク)」とは?<PR>

高校では「総合的な探究の時間」が必修化され、探究学習の教材やサービスも広がっている。

では、小中学校ではどうだろう。学ぶことの楽しさに出会い、自分なりの「やってみたい」を見つけていく経験は、小中学生にこそ大切なものだ。けれど、小中学校では「教科や実社会とつながる探究する学びを取り入れたい」と思っても、どうしたらよいのかと悩む先生も多いのではないだろうか。

株式会社COMPASSが株式会社小学館集英社プロダクションと提供する「SPARKE(スパーク)」は、そんな先生たちの悩みに寄り添う小中学校向けの無償探究学習ライブラリーだ。

企業と共同開発した教材を通して、教科単元と実社会を結びつけながら、映像教材、ワークシート、先生向けの手引書、授業スライド、ルーブリックなどをオールインワンで提供。先生の準備負担を抑えながら、小中学生が社会とつながる問いに出会い、自分なりに考え、表現する学びを支えている。

事業責任者の國藤 アントワーヌ 英也さんに、SPARKE開発の背景や教材づくりで大切にしていること、子どもたちに届けたい学びについて聞いた。

写真:國藤 アントワーヌ 英也(くにとう アントワーヌ ひでや)さん
國藤 アントワーヌ 英也(くにとう アントワーヌ ひでや)さん
株式会社COMPASS 探究事業部 組織責任者


教科の学びの中で、探究を始められるように


SPARKEは、小中学校の先生が無料で使える探究学習教材を提供する「探究学習ライブラリー」です。

教材には、大きく3つの特徴があります。1つ目は「日常の授業で使える探究学習教材」であること。
2つ目は、問いを立て、情報を集め、整理・分析し、表現するという「探究に必要な力(思考力・判断力・表現力)を育む教材」であること。そして3つ目は、企業の知見を生かした「社会に開かれた学び」を実践できることです。

SPARKEでは、教科と実社会が紐づくテーマを設定しています。子どもたちの身近にあるものと、実際の企業が行っている事業活動の交点から教材をつくることで、子どもたちが自然と興味を持ち、自分ごととして考えられるようにしています。


「子どもたちの未来を創る力を育みたい」という想いが、弊社の創業の原点です。ただ、学校現場には、その力を育むための時間が十分にないという課題がありました。そこでまず開発したのが、公教育向けのAI型教材「キュビナ」です。

キュビナは、子ども一人ひとりの理解度に合わせて問題を出し、効率よく学べる学習教材で、ユーザー数は現在100万人以上に広がっています。教科の学習時間を効率化できれば、そこに新しい学びの余白が生まれる。その時間を使って、当初から目指していた「未来を創る力」を育む教材を届けたい。そう考えて立ち上げたのがSPARKEです。


一番大事なのは、「自分はどのような未来を創りたいのか」を考える力だと思っています。そのためには、まず世の中に対してワクワクできること、自分なりに「こうなったらいいな」と思えることが大切です。

その上で、自分の思いを実現するためには、主体的に行動する力や、他者と対話し、協働しながら課題を解決していく力も必要になります。そうした力が組み合わさって、「未来を創る力」につながっていくと考えています。

とはいえ、その思いをそのまま学校現場に持ち込んでも、導入は簡単ではありません。先生方は日々とても忙しく、教材研究の時間を確保することも難しいのが現実です。

だからこそSPARKEでは、普段の授業の中で使える形にこだわりました。これまでの授業の延長線上で取り入れられ、新たに時間を捻出しなくても始められることを大切にしています。


高校では「総合的な探究の時間」が必修化され、探究学習の教材やサービスも多くあります。一方で、小中学校では探究する学びをどのように普段の授業に取り入れるかを先生自身が考える場面も多く、教材を準備する時間を確保するのも簡単ではありません。

ただ、私たちは、小中学生のうちにこそ、学ぶ楽しさを知ったり、自分がやりたいことを見つけたりする経験が大切だと考えています。学年が上がるにつれて、どうしても考え方が固定化されていく面があるからこそ、より小さい頃から探究する学びやマインドに触れてほしいのです。


企業のリアルな知見を、子どもが考えたくなる問いへ


例えば、卓球用品ブランド「バタフライ」を展開する株式会社タマスさんとつくった「ものづくりの極意を学び、卓球ラケットを開発してみよう」というプログラムがあります。

推奨は小学校高学年から中学生で、社会科や総合的な学習の時間、図工、理科、算数などの学びにも関連づけています。

1コマ目では、卓球ラケットの作られ方や、企業が製品に込めている工夫を映像教材で学びます。映像には、金メダリストの水谷隼選手も登場します。ラケットは、材料が少し違うだけでも反発力が変わります。そうした企業の中の人だからこそ語れる専門的な話を、子ども向けに約10分の映像に編集しています。

2コマ目では、子どもたちがダンボールや下敷き、古いスリッパなど身近な材料を持ち寄り、反発力を試しながら、自分なりの卓球ラケットをつくります。ただ企業の活動を知るだけではなく、自分の手を動かして試行錯誤し、アウトプットまで行う。そこまで含めて、一つの学びとして設計しています。


そうですね。企業連携型の教材の中には、企業がどのような活動をしているかを知るインプットが中心のものもあります。もちろんそれも大切ですが、SPARKEでは「子どもがワクワクするもの」をコンセプトに、最終的に自分の手で何かを生み出すことにこだわっています

自分が考えたものを形にし、何かしらの価値を生み出せたという経験は、「自分が創りたい未来」を想像する力につながります。卓球ラケットのプログラムであれば、「もっといいラケットをつくれるかもしれない」「ラケットがつくれるなら、バットやボールもつくれるかもしれない」と、子ども自身の探究がその先に広がっていくかもしれません。

ワークシートの最後にも、「もっと探究したいことは見つかった?」と問いかけるようにしています。正解が1つに決まらない問いを立てる習慣を、少しずつ育てていきたいと考えています。


探究なので、考えることが苦手な子は途中で手が止まってしまうこともあります。そこで、SPARKEのワークシートは、項目を一つずつ埋めていけば、最後には何らかのアウトプットが完成するように設計しています。

「まずはここだけでも書いてみよう」と声を掛けることで、子どもたちが作り上げた達成感や考える楽しさを感じられるようにしたいのです。

もちろん、卓球やゲームなど、特定のテーマに興味がない子がいてもいいと思っています。大切なのは、無理に同じ方向へ向かわせることではなく、「自分がワクワクすることを考えてもいい」と思える環境をつくることです。


そのまま使える。でも、先生が工夫できる余白も残す


先生向けの手引書、授業スライド、映像教材、ワークシート、ルーブリックなど、授業に必要なものをセットで用意しています。短い準備時間でも実施できるようにするためです。一方で、画一的な教材を提供しても意味がないとも思っています。クラスや学校によって、子どもたちの様子も、授業の進み方も異なりますから。

そこで、ワークシートや授業スライドは編集可能なPowerPoint形式でも提供しています(プログラムによっては、含まれない教材もあります)。一部の問いを削ったり、先生オリジナルの問いを加えたりしながら、子どもたちに合わせて工夫できるようにしています。

基本は2コマ構成ですが、低学年でアウトプットに時間がかかる場合は3コマに延ばすこともできますし、逆に導入のインプット部分だけを1コマで使うこともできます。そのまま使えることと、先生が自分のクラスに合わせて変えられること。その両方を大切にしています。


はい。社内には、元公立小学校教員をはじめ、学校現場を経験したメンバーが複数います。現場で使えない教材を提供しても意味がないので、先生と子どもの視点は常に大切にしています。

使いにくい教材は、大人の目線で作られすぎていて、子どもが何を書けばよいのか分からなかったり、学校で実際に行われている活動と合っていなかったりします。SPARKEでは、ポスター発表や振り返りなど、学校でよく行われる活動と結びつけながら教材を設計しています。


共同事業者である小学館集英社プロダクションさんのネットワークを通じて、趣旨に共感いただいた企業と教材をつくっています。企業の皆さんは、社会への還元や次世代教育に強い関心を持っていらっしゃいます。「自社のリソースが子どもたちの学びにつながるなら、ぜひ取り組みたい」と考えてくださる企業が多いですね。

教材の開発期間は、およそ4カ月。まずは企業の特徴や伝えたいことが、子どもの興味とどこで重なるのかを考え、複数の企画案を出します。その中から方向性を決め、「子どもがどのようなアウトプットを生み出せたら、成長を実感できるか」というゴールから逆算して内容をつくっていきます。

映像教材をつくる際には、企業の方に徹底的にヒアリングし、子どもたちにとっておもしろいポイントを抜き出します。決まった型に流し込むのではなく、その企業ならではの世界と、子どもたちの学びをどのように結びつけるかを、毎回ゼロから考えています。


子どもたちに、「これがやりたい」という意志を持ってほしい


現在、約1,000人の先生から申し込みがあり、教材を届けた子どもの数は10万人を超えています。「子どもが楽しんでいた」「ワクワクしていた」という声を多くいただき、私たちが意図した使い方をしていただけていると感じています。

一方で、課題もあります。知り合いの先生に紹介しても、「内容は素晴らしいけれど、時間がなくてできない」と言われることがあり、それが一番悔しいですね。特に中学校では教える内容が多く、総合的な学習の時間の使い方もすでに決まっていることが多いため、なかなか入り込む余地がありません。

だからこそ将来的には、子どもたちが自分の好きなことや興味に合わせてプログラムを選べるようにしたいと考えています。今はクラス全員で同じプログラムに取り組む形が中心ですが、今後は学びをより個別化していきたい。また、小学校1年生から中学校3年生までを通した、体系的なカリキュラムもつくっていきたいです。


探究に正解はありません。先生も子どもも、「楽しんでいるか」を大切にしてほしいと思います。楽しければ、自然ともっと知りたくなり、学びたくなります。あまり細かいことを考えすぎず、先生も一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。もちろん、現場のニーズに合わせて評価用のルーブリックも用意しています。「自分なりの整理・分析の方法を見つけたか」「他者に分かりやすく伝えるために工夫したか」といった指標を設けています。

ただ、それができなかったから駄目だとは思ってほしくありません。子ども自身が「前よりも成長した」と感じられれば、それで十分だと思っています。