夢を諦めさせない金融教育へ。お金の教育だけでなく、生き方を設計するソニー生命の「ライフプランニング授業」とは? <PR>
「行き当たりばったりではなく、人生の“道しるべ”を一緒に描く授業をつくりたい」。
ソニー生命保険株式会社(以下、ソニー生命)が全国各地の学校で展開している社会貢献活動「ライフプランニング授業」は、延べ2,300校以上で実施されている。その原点は、ある高校の先生がライフプランニングを体験した際の「生徒にもぜひ体験させたい」という一言だった。
「お金の教育」だけでなく、「生き方の設計」まで扱う理由とは何かーー。開始から20年の節目を迎えた今、ライフプランニング授業を立ち上げた同社総務部 社会貢献推進室の庄司公洋さんと室長の森下和登さんに、この授業に込めた思いを聞いた。
ソニー生命 総務部社会貢献推進室 シニアマネージャー
森下 和登(もりした かずと)さん | 写真右
ソニー生命 総務部社会貢献推進室 室長
先生の一言から始まった、子ども向け「ライフプランニング授業」
——「ライフプランニング授業」の出発点は、一人の高校の先生の声だったそうですね。まずは、その始まりについて教えてください。
当時、私のお客さまだった高校の先生のご自宅に、ライフプランニングをご提供しに伺ったときのことです。先生の人生設計や家計を一緒に整理している最中にふと、「これ、生徒にも体験させたいよね」と呟かれたんです。
その場では「いいですね」と軽く受け止めていたのですが、1年後に本当に授業の依頼が届きました。そこから子ども向けのライフプランニング授業をどう届けるか、手探りで考え始めたのが出発点です。
同じ頃、島根県の高校からも「ライフプランニング授業をやりたい」と問い合わせがあり、庄司の資料をベースに教材を作り直し、会社としても公式なものとしてプログラム化していったという歴史です。
——そもそも「ライフプランニング」とはどのようなものなのでしょうか?
人生には、お金・健康・生き方・家族など多様な道しるべがあります。それらを丸ごと捉え、「どんな人生を生きたいか」から考え始める営みが、私たちが提供するライフプランニングです。
よくファイナンシャルプランニングと混同されますが、あちらはライフプランニングを構成する一要素にすぎません。
将来の収支の計算だけでなく、「望む人生に近づくには何が必要か」を一緒に描いていくものだと考えています。
例えば「5,000万円の家を買いたい」と言われたら、通常のファイナンシャルプランニングでは金額を前提に話が進みます。でも私たちは、「なぜそこに住みたいのか」「家族にどんな経験をさせたいのか」まで想像してもらいます。
目的は“家を買うこと”ではなく、“その家に住むことでどんな人生を描きたいのか”。そこを突き詰めることで、プランへの本気度や愛着が高まる。
それがライフプランニングの大きな特長だと思っています。
——大人向けのライフプランニングを子どもに授業として届けるにあたって、どんな思いがあったのでしょうか?
当初は「子どもにライフプランニングを教える」という発想はなかったのですが、依頼をいただいたのが、五島列島・中通島にある中五島高校の先生からだったんです。
私自身も別の島の出身なので、情報が限られた環境で将来を考える難しさはよく知っています。どうしても狭い枠の中で将来を思い描きがちになる。だからこそ、生徒たちにとって「こんな生き方もある」「こんな未来を描いていい」という視野を広げる機会にしたいと思ったんです。
さらに当時は、中高生の自殺が社会問題として大きく報道されていました。若い子たちが死を選んでしまう背景には、将来への不安や悲観があるのではないか。だとすれば、ライフプランニングを通じて「こういう生き方もできる」という希望の種を渡せるのではないか。そんな思いもあり、子どもたちへの授業づくりに本気で向き合い始めました。

「幹」を伝える金融教育を
——今では金融教育のプログラムもさまざまあります。ライフプランニング授業ならではの違いはどこにありますか?
金利やカードローン、リボ払いの仕組みなどを丁寧に教えてくれる金融教育は数多くあります。それらも大切ですが、私たちはそうした知識を“枝葉”だと捉えています。
その前に必要なのは、「自分はどんな人生を送りたいのか」「そのためにお金とどう付き合うか」という“幹”の部分を考えること。
幹がしっかりしてこそ、枝葉の知識も意味を持ちます。この“人生の幹”を扱えるプログラムであるところに、ライフプランニング授業の一番の特長と使命があると感じています。
授業をしていて印象的なのは、生徒の感想に両親への感謝の言葉が多く書かれることです。「私立高校に通わせてくれている親はすごい」「こんなにお金がかかっていると知らなかった」などの声が相次ぎ、保護者から学校へ「帰宅後に子どもからありがとうと言われた」という連絡が入ることもあります。
こうした反応が、子どもたちにライフプランニング授業を届ける価値を感じさせてくれます。
——授業の流れについても教えてください。
授業は2コマ1セットになっていて、まず1コマ目は「イベントプランニング」から始まります。結婚、子どもの教育、住まい、旅行など、人生で起こりうるライフイベントを生徒自身が考え、班ごとに仮想家族のライフプランを作ります。
2コマ目では、そのプランを専用ソフトに入力し、家計の収支バランスを確認します。バランスが崩れているなら、夢を諦めずにどう工夫するかをグループで考え、最後に発表して終わるという流れです。

——授業を進める中でどんなことを大事にされていますか?
「宝くじで1億円当てる」「子どもに医者になってもらって、仕送りしてもらう」といった大胆な案もまずは受け止めて、シミュレーションに反映します。
その上で、「ここにいる全員が1億円当たるわけじゃないよね」「それは自分の努力でコントロールできることかな?」と対話しながら、どう工夫すれば夢に近づけるかを一緒に考えるようにしています。
特に大切にしているのは、夢を諦めさせないこと。
お金の話だけに寄りすぎると、「人生は制約ばかりで夢なんて持たない方がいい」と感じさせてしまう危険があります。これは無理、あれも無理と節約だけを重ねていくと、人生が一気につまらなくなってしまう。
そうではなく、「子どもの教育は叶えたい。そのためにこう工夫すれば実現に近づける」と前向きに捉えられるよう、講師にも常に伝えています。

——「叶わないから諦める」のではなく「叶えるためにどうするか」という考え方は、社会に出てからも必要とされる力です。そうしたアプローチを体験するという意味でも、この授業をもっと多くの学校や先生方に知っていただきたいですね。
学校では、先生が知識や答えを示す場面も多いと思いますが、この授業の魅力は私たちが“正解”を用意しないところにあります。
アイデアを出し合い、試行錯誤しながら自分たちなりの答えに近づいていく過程が楽しいのか、生徒たちは授業が進むほど前のめりになり、休み時間も席を立たないほど夢中になる学校もあります。
子どもたちが自ら発想し、気づき、未来を描いていく力がどれほど大きいかを体感してもらえる授業だと思っています。
全国どこでも伺いますので、ぜひ気軽にお問い合わせいただければうれしいです。
ライフプランニング授業20周年を記念して、始まりの地である中五島高校で授業が行われました!
受講した生徒たちから、以下のような感想が届きました。
リアルな人生シミュレーションゲームみたい。普段は現実的だけれど、あえて人生プランを膨らませて考え、どれくらいお金がかかるのかを真剣に考える良い機会になった。
人生についてここまで具体的に考えたのは初めて。自分の人生計画を立てていく上ですごく良い経験になった。
赤字か黒字かがすぐにグラフで分かり、話し合いながら最終的に黒字化できたことで、納得感のある人生を描けたと思えた。

ライフプランニング授業の様子については、別記事でレポートしています。ぜひご覧ください!
https://www.sensei-no-gakkou.com/article/pr0045/
「ライフプランニング授業」に関するお問い合わせ先
ソニー生命保険株式会社・カスタマーセンター
【TEL】0120-158-679
(営業時間 9:00~17:30 ※日曜、ゴールデンウィーク、年末年始を除く)
【E-mail】lifeplanning_class@sonylife.co.jp
〈取材・文・写真:先生の学校編集部〉