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毎日ニュースを読み、多様な意見に触れ、発信する習慣が育んだ、自律と好奇心 [PR]

毎日ニュースを読み、多様な意見に触れ、発信する習慣が育んだ、自律と好奇心 [PR]

学校法人郁文館夢学園が運営する郁文館高等学校とグローバル高等学校では、日々のアクティブラーニングの機会として、毎朝25分間、全校生徒が講堂に集まり、ニュースを題材に対話するNews in Education(以下、NIEという)に取り組んでいる。ニュースから学び、自分の意見を持ち発信する力の強化と、メディアリテラシーの向上が目的だ。

さらに2019年10月には、国内最大規模の経済ニュースメディア「NewsPicks」が提供する教育現場向けの「NewsPicks for Education」を導入し、有志の生徒によるNewsPicks委員会も誕生した。

ニュースに対する他者の意見を知ることができるというNewsPicks特有の言論空間を生かし、生徒や教職員がNewsPicks内の学校専用区間で、注目するニュースをPickしたり、コメントを交わすことで、学び合いが生まれているという。

そこで、この学び合いを先導してきたNewsPicks委員である高校3年生の加地登輝さんと小松麟太郎さんに、話を聞いた。

写真:加地 登輝さん/小松 麟太郎さん
加地 登輝さん/小松 麟太郎さん
学校法人郁文館夢学園 郁文館グローバル高等学校
高校3年生(取材当時)

ニュースに触れる習慣によって育まれたもの

貴校では毎日NIEの時間がありますが、ニュースを読む習慣によってどのような力が育まれたと思いますか?

よく母から「中学と高校で全然違うね」と言われるのが、知識を取り入れようとする力ですね。圧倒的に自分の中の知識量が増えました。

NIEとこの学校の先生に出会って、「知識がないことが怖い」という感情が芽生えました。

僕も同じ感覚で、ニュースを読むようになって極端ですが「知らないこと、学ばないことは罪」とさえ思うようになりました。

実は、ニュースが好きなわけではないんです(笑)。

それでもNewsPicksを通して落合陽一さんだったり、社会学者の宮台さんだったり、おもしろい大人がたくさんいるんだなということを知ることができて、世の中に期待できた自分がいました。

また、インプットとアウトプットを繰り返すことによって、知識が定着する感覚もつかむことができました。

紙の新聞とオンラインのNewsPicksを、どのように使い分けているのでしょうか?

僕は短時間で知識を入れたいときは、一面にいろんなニュースが載っている新聞を見るようにしています。そしてじっくり記事を読むならNewsPicks。

新聞だと主に白黒の写真だけですが、NewsPicksであればカラーの写真はもちろん、動画も視聴できるのが良さだと思います。

NewsPicksは、プロピッカーのコメントが見られるのがいいですよね。自分の意見を構築していく上で、参考にさせてもらっています。

NewsPicks委員として活動する中で印象に残っている出来事はありますか?

現在20人くらいの委員が在籍しており、NIEのファシリテーターであったり、場づくりのサポート、NewsPicksの専用空間への記事の投稿やコメントをしています。

その中で僕は初めてファシリテーターを務めたときのことが心に残っていて。得意分野の「医療」に関する記事を活用してファシリテーションさせてもらったのですが、そのときの手応えがその後の活動のモチベーションになりました。

僕もほぼ毎朝、先生に代わって25分間のNIEの場づくりを考えて、ファシリテーションもしていましたが、授業を作るのも進行をするのも、こんなに難しいんだなっていうことを体感できたことが印象に残っています。

長期的な視点を持って、日々の25分間を設計することの大切さなど、多くの学びがありました。


コミュニケーションを生むNewsPicks

NewsPicksが導入されて、友達との普段の会話や先生との関係、その他にも何か変化はありましたか?

どうしても何かに取り組むときは積極的じゃない人もいるので、NIEのときしかNewsPicksを使わない人もいるだろうと思っていたら、意外と「君がPickした記事読んだよ」とか声をかけてもらえて、コミュニケーションのきっかけになることが多いです。

授業の中でも、先生が「こないだNewsPicksで記事が上がっていたけど…」と話し始めたりすることがあって、先生読んでるんだ〜と驚いたり。

最近でいうと受験のときにNIEでの学びがすごく役に立ちましたね。一人ひとりの興味関心や問題意識に対して、それを深めるコンテンツがNewsPicksにはあるんですよ。

特にオリジナル記事や動画コンテンツは参考になるので、みんな見ていました。同じ学部を受ける人同士でも、「NewsPicksのあの記事についてどう思った?」みたいな、そういうアウトプットのきっかけにもなってて。

僕も大学受験で小論文やグループ討論を経験しましたが、毎日毎日アウトプットして、インプットしてという習慣のおかげで、手応えを感じながら受験を終えることができました。晴れて、4月からはパイロット養成の大学で学びます。

郁文館グローバル高校は、2年次に1年間留学したり、1年生から3年生までが学び合うゼミもあります。3年間の学校生活の中で楽しかった思い出について教えてください。

ゼミ活動ですね!ビジネス、ツーリズム、エコロジーなど、16種類のゼミから関心があるゼミを選び、各自の研究テーマの探究をしていく活動なんですが、僕は飢餓に対して問題意識があり、アフリカゼミに在籍していました。

正直にいうと、うちの高校に入学を決めたのもアフリカゼミがあったからです。実際にゼミ活動の一環で、1年次にルワンダ共和国に出向いて肌感覚で実感することがすごいたくさんあって。本当に学びが大きかったです。

僕もゼミ活動です。僕は人間科学ゼミに所属して自律神経の研究から始めて、直近は心臓弁の研究をしていました。

僕は将来医者になりたいと思っているので、先行して興味のあることを研究できたのはおもしろかったですね。


理論と実践の循環

ゼミ活動の中でもNewsPicksが役に立つことはありましたか?

ありました。飢餓に対する問題意識は常に持っているのでアンテナが立っているというのはありますが、ケニアでバッタが大量発生しているニュースとか、タイムリーなニュースはほとんどNewsPicksのオリジナル記事で学んでいました。

そのニュースに対して、プロピッカーがコメントしているのを見て、さらに理解を深めるといった感じで利用していました。

僕も小松くんもゼミ長をしていたんですが、他のゼミがどんなことをしているのかが分からないからコラボできない、というのが課題としてあって。

でも、NewsPicksの専用空間にゼミ用の空間を新たに作って何をしているかを共有するようにしたら、自然とコラボが生まれるようになりました。

個別だったゼミ活動が、NewsPicksというプラットフォームによってつながり、会話や交流が生まれるっていうのがすごく良かったです。僕のゼミでも、教育ゼミやSTEMゼミと協働で、プロジェクトに取り組んだりしました。

NewsPicksのようなプラットフォームは今後活用が増えていきそうですね。

うちの学校のゼミのコンセプトは「理論と実践の循環」なのですが、いくら教室の中で自分なりの論理の下地を整えて根拠を考えても、そこにはやっぱり限界があって。外に出て実践していくことで、その研究が本当に価値のあるものに変わっていくと思っています。

それはNIEも同じで、いくらニュースを通して自分の意見を持って議論を重ねたとしても、そこに実践が伴ってなければ、その知識っていうのは机上の空論になってしまうと思います。

だからこそ、あえてNIEの先に実践できる機会がセットで用意されていると、もっと学びの質が上がるのではないかと思っています。

NewsPicksは、インプットからアウトプットまでいろんな使い方ができるのでおすすめなんですが、自身の興味分野を探すことにも活用できる、という点を最後にお伝えしたいです。

ゼミ長として活動する上で、後輩から研究テーマに関して「何をやればいいか分かりません」と相談されることが多くて、そのときに僕は「NewsPicksを使って好きな記事を3つPickしてみて」とアドバイスしています。

そのPickした記事に対して意見を書き出すというのをしてもらうと、だいたい研究テーマの方向性が決まるんですよ。実はそういう使い方もできて、自身の興味分野を探すことにも役立つツールだと思います。


NewsPicks for Educationのプロジェクトを推進する蒲原慎志さん

NewsPicks for Educationは、NewsPicks内に“学校専用”空間を作り、生徒や教職員の方が自由に記事をPickしたり、コメントしたりできるプラットフォームです。記事を共有することはもちろん、記事をゼロから作って投稿することもできます。

また、NewsPicks for Educationでは、学校を越えて学び合える空間もあります。ニュースを題材に「社会とつながることの日常化」を目指す中で、同じニュースを見ても感じ方が異なることなど、思考の多様性に触れる機会も大切にしたいです。

いつかは全国の学生が集うプラットフォームになりたいと思っています。

〈取材・文=先生の学校編集部/写真=竹花 康〉