自分の将来を俯瞰して見られる、まるでリアルな人生シミュレーションゲーム!20年続くソニー生命 ライフプランニング授業の様子を、先生の学校編集部がレポート【PR】
2025年12月2日(火)に、長崎県・新上五島町にある長崎県立中五島高等学校にて、ソニー生命保険株式会社(以下、ソニー生命)が全国で展開している「ライフプランニング授業」が行われました。
「ライフプランニング授業」とは、ソニー生命の営業職であり、人生設計に寄り添う専門家のライフプランナーが講師となり、生徒たちが「仮想の家族」として人生の計画を立てる体験型学習プログラムです。
「夢を叶えるためには、どのように人生の選択を行うのか?」「もし一家のお金のバランスが悪ければどうすればいいのか?」を人生設計のプロであるライフプランナーと一緒に考え、修正していくことで、人生設計の大切さや、夢を持つことの意義を学んでいきます。
「金融教育」という言葉が広まるずっと前から、子どもたちの未来に明かりを灯し続けてきたこの授業。 実は中五島高校が20年前に授業を最初に行った場所なのだとか。そんな始まりの地で行われた授業の様子をたっぷりとレポートします!
ソニー生命 総務部社会貢献推進室 シニアマネージャー
森下 和登(もりした かずと)さん | 写真右
ソニー生命 総務部社会貢献推進室 室長
教室が「人生の作戦会議室」に変わる、ライフプランニング授業をレポート!
皆さん、こんにちは。「先生の学校」編集部の岩田龍明(いわたつ)です。
今回私は、長崎県の五島列島にある「長崎県立中五島高等学校」で、ソニー生命が全国で展開している「ライフプランニング授業」が行われるとのことで、取材に行ってきました!

この授業は、ソニー生命のライフプランナーが講師となり、生徒たちが「仮想の家族」として人生の計画を立てる無料の体験型学習プログラムで、2006年から2024年までに延べ2,347校で実施されてきました。
今回の授業は、2006年にこの授業を立ち上げた同社総務部社会貢献推進室の庄司公洋さんと、県内外から集まった6人のライフプランナーさんたちによって行われました。
授業内容は、子どもたちと一緒に「架空の人物の仮想の人生」を具体的にシミュレーションしていくというもの。生徒たちはグループに分かれて座り、グループワークを中心に行っていきます。
庄司さんが全体の進行を担当しつつ、各グループにはライフプランナーが一人ずつ生徒たちのアイデアを引き出していくファシリテーターとして参加しながら授業が進行していきます。

今回授業を体験するのは、中五島高校の「ビジネスキャリアコース」の2・3年生28人。緊張とワクワク感が入り混じった様子で元気よく挨拶をして、授業がスタートしました。

ライフプランニング授業は、2コマ続きで行われます。 1時間目は「仮想の家族」の設定を利用しながら自分たちの理想の人生設計・ライフプランニングについて話し合う時間です。 全体講師の庄司さんと、各グループのライフプランナーさんの進行に合わせて、生徒たちは以下の項目を一つ一つ話し合い、決めていきます。
1. 夫婦の働き方:「夫婦共働き?」「どちらかが専業主婦(夫)?」「何歳まで働く?」
2. 子どもの教育:「公立? 私立?」「大学まで行かせる?」「習い事は?」
3. 住まい:「賃貸? 持ち家?」「マンション? 一戸建て?」「場所はどこにする?」
4. 夫婦のお小遣い:「月いくら必要?」「夫婦で金額を変える?」
5. 車:「車種は何がいい?」「何年ごとに買い替える?」
6. 家族の夢・旅行:「国内旅行?海外旅行?」「どんなタイミングでいきたい?」「世界一周は?」
ここで繰り広げられる対話がとてもおもしろいんです。
生徒たちの理想の人生に関する対話は、まさにリアリティと夢のせめぎ合い。あるグループでは「車はヴェルファイアで、5年くらいで買い替えたいよね」「家は長崎市内のタワーマンションに住むのはどう?」「毎年海外旅行に行きたいなあ」というように、大きな夢を次々に掲げていきます。

そして2時間目には、実際に生徒たちが立てたライフプランを検証していきます。ソニー生命のライフプランナーが実際にお客さまとライフプランニングをする際に使用している「GLiP」という専用シミュレーションソフトを使って、生徒たちが描いたライフプランを入力し、全体のお金の流れや生涯収支をグラフ化します。
その結果をスクリーンに映し出すと、そこに現れた現実は、それはそれはシビアな数字。多くのグループで、人生の後半にグラフが真っ赤(赤字)に転落してしまったのです 。

「えっ!?」 と、教室にどよめきが走りました。
しかし、ここからがこの授業の真骨頂。「どうすれば夢を諦めずにこの赤字を解消できるか?」を、人生設計のプロであるライフプランナーと一緒に考えていきます。

先ほどの「車はヴェルファイア」と希望していた生徒も、シミュレーションの結果を見て「やっぱり身の丈にあった生活を心がけようかな(笑)」と軌道修正を試みます。
でも、ただ我慢するだけではありません。「新車じゃなくて中古にしたら?」「買う時期をずらしたら?」と、ライフプランナーのアドバイスを受けながら、自分たちで最適解を見つけ出していきます。アドバイスを参考に一つずつ見直していくと、真っ赤だったシミュレーション結果も、黒字に転換していきました。


赤字が解消され、未来への見通しが立ったところで、最後は各グループによる発表です。 「子どもの教育にはこだわりたい」「車は中古にして、その分旅行に行きたい」など、グループごとに大切にしたい価値観はさまざま。
修正を重ねて完成したライフプランには、理想を詰め込んだプランが大赤字でがっかりしていた生徒たちも、「これならやりたいことを諦めないですむ!」という理想の人生設計を実現できる安心感と未来への希望を感じていました。
授業を終えた生徒たちからは、こんな感想が聞かれました。
今までこんなに具体的に人生を考えたことがなかった。最初は赤字だらけだったけど、みんなと考え直すことで黒字にできたので、いい人生を送れそうだなって思いました。
幼稚園から大学まで私立に行くと、こんなにお金がかかるんだと知って驚いた。学校に通わせてくれている親に感謝したいです。

ただ数字を合わせるパズルをするのではなく、その数字の向こうにある「生活」や「親の想い」に触れる時間となったようです。授業を終えた生徒たちの顔は、どこか晴れやか。「お金の話」を通じて、家族への感謝や、自分の将来に対する希望や責任感が芽生えた瞬間になったのではないかと感じました。
単なる金融教育を越えた、将来への希望が持てる授業を。
授業の興奮冷めやらぬ中、このプログラムの生みの親である庄司さんにお話を聞きました。
ライフプランニング授業は、2026年に20周年を迎えます。今回、その始まりの地である中五島高校で授業ができて、感慨深いですね。
当時はまだ試行錯誤の連続でしたから。20年前にここでやったときの苦労や想いが蘇ると同時に、授業そのものが進化して、一つの完成形に近づいているなと感じました 。
実はこの授業、最初は会社としての公式な活動ではなかったんです。
きっかけは、ある高校の先生のご自宅でライフプランニングをしていたときのこと。ご自身の人生設計が可視化される体験をした先生が、ふと「これ、生徒にぜひ体験させたいよね」とおっしゃったんです。
その言葉がずっと心に残っていて。その1年後に実際に依頼が来たとき、私は島出身ということもあって、ある想いが芽生えました。
島の子どもたちは、どうしても狭い視野の中で将来を考えがちです。だからこそ、この授業を通じて「もっと広い世界があるんだ」「将来にはいろんな選択肢があるんだ」ということを伝えたいと思ったんです。
そんな庄司さんの思いに共鳴し、庄司さんと共にプログラムの立ち上げに尽力したのが、総務部社会貢献推進室 室長の森下和登さんです。
当時、本社広報にいた私は、庄司の取り組みを聞いて直感しました。「これはすごいことになる」と。庄司一人の活動で終わらせてはいけない、全国のライフプランナーが実施できるプログラムにして広げていくべきだと考えたんです。

昨今、高校家庭科での金融教育が必修化され、「お金の教育」への注目が高まっています。しかし、お二人は「我々がやっているのは、単なる金融教育ではない」と口を揃えます。
世の中にある金融教育の多くは、「金利」や「ローン」の話といった「枝葉」の部分です。でも、「どう生きたいか」という「幹」がしっかりしていないと、枝葉の知識は生きません。
我々の授業は、その一番太い「幹」を作る授業なんです 。
授業で一番あってはならないことは、シミュレーションをして「お金がかかるから夢を諦めよう」と生徒が感じてしまうこと。それではただの「節約教室」になってしまい、人生がつまらなくなってしまう。
「どう工夫すれば、その夢が叶うか」を考えるプロセスこそが大事なんです。
実際に、同社が経済産業省の実証事業に参画したときのアンケート結果を見ても、授業を受ける前と後では、「これからの人生の展望は明るいと思いますか?」という質問への肯定的な回答が、46%から64%へと大幅にアップしているそうです 。
一見、お金の計算をする授業のように見えるのに、「将来への希望」が増える。これこそが、ソニー生命のライフプランニング授業が20年にもわたって継続し、今もなお広がり続けている理由なのかもしれません。
休み時間も質問が止まらない。授業の感想を参加者にインタビュー!
今回、授業を見守っていた同校校長の川原智司さんは、授業中の生徒たちの様子をとてもうれしそうにご覧になっていました。
生徒たちの生き生きした表情を見て、本当にやってよかったと感じました。
高校生って、大学卒業後の20代くらいまでしか見えていないことが多いんです。でも、「人生100年時代」と言われる今、その長い人生を俯瞰する視点を持つことは非常に重要です 。
今日はライフプランナーさんが、生徒たちの言葉を否定せずに受け止め、上手にリードしてくださったおかげで、生徒たちは安心して自分の未来を語ることができていました。
また、生徒たちが休み時間になっても席を立たず、ライフプランナーの方に質問し続けている姿に感動しました。普段の授業ではなかなか見られない光景です。「自分たちの将来」という、正解のない問いに向き合う時間は、彼らにとってかけがえのない経験になったと思います。
実際に授業を担当したライフプランナーのお一人である長崎ライフプランナーセンター第3支社第4営業所の前田耕平さんも、生徒たちの変化を肌で感じていました。
シミュレーションをしていくうちに、自分で夢の限界を決めていた子たちも、「意外とこんなこともできるんだ!」と気づいて、表情が明るくなっていくのが印象的でした。
「先を見据えながら、今を生きる」という視点を、高校生の生徒が持つことは簡単ではありません。でもお金の見通しを数値化して見ることで、「あ、やっぱり早い段階から考えたほうがいいな」と実感してもらえた手応えがあります。

では、授業を受けた生徒たちはどう感じたのでしょうか?
最初は「車はヴェルファイアがいい!」「しかも10年ごとに3回買い替えたい!」って盛り上がってたんですけど、シミュレーションしたら赤字になっちゃって(笑)。無理かなって諦めていました。でも工夫次第で『乗れるかもしれない』ということも分かって、めちゃくちゃリアルに学べて楽しかったです。
今までこんなに具体的に人生を考えたことがなかったので、最初は赤字だらけで焦りました。でも、みんなと考え直すことで黒字にできたので、「これならいい人生を送れそうだな」って思いました。お金が余ってたらつい使いたくなっちゃう性格なんですけど、これからは貯金もしようと思います(笑)

ただの座学ではなく、自分ごととして「人生」を捉えたからこその、実感を伴った言葉を聞くことができました。
ライフプランニング授業の取材を終えて
取材を終えて、私自身が一番ワクワクしていたかもしれません。「もし自分が高校生のときに、この授業を受けていたら…」 そう思わずにはいられませんでした。
自分の夢を叶えるためには、どんなお金の使い方をするといいのか?どうすれば夢を諦めずに、自分のやりたいことを形にしていけるのか。
生徒が授業中に「すごくリアルな人生シミュレーションゲームだね!」と楽しげに話していたように、ゲーム感覚で自分の人生を俯瞰して見られるのが、この授業の魅力だと感じました。

ソニー生命のライフプランニング授業は、社会貢献活動の一環として、なんと無料で実施されています。 クラス単位でも、学年単位でも、学校の要望に合わせて柔軟に対応してくれるとのこと。
「生徒にもっと将来の希望を持ってほしい」
「キャリア教育って、何をやったらいいのか分からない」
そんな先生方、ぜひ一度、ライフプランナーを学校に呼んでみてはいかがでしょうか?
教室が未来への希望で満たされる瞬間を、ぜひ先生自身も一緒に体感してみてください!
【お問い合わせ】
ソニー生命保険株式会社 ライフプランニング授業については、Webサイトからお問い合わせが可能です。 下記リンクより、お問い合わせください。
https://www.sonylife.co.jp/company/sustainability/lpn
〈取材・文・写真:先生の学校編集部〉