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目指すのは、世界をフィールドにした国際教育!プール学院中学校・高等学校がQQ Englishと育む、人生を豊かにする英語力 [PR]

目指すのは、世界をフィールドにした国際教育!プール学院中学校・高等学校がQQ Englishと育む、人生を豊かにする英語力 [PR]

大阪市生野区に校舎を構えるプール学院中学校・高等学校は、「愛と奉仕」をスクールモットーに、キリスト教精神に基づいた教育活動を行う創立144年目を迎えた伝統ある学校だ。とりわけ国際教育に力を入れており、「英語のプール」としても知られる。

そんな同校の英語教育は、オンラインとオフラインのハイブリッドであり、株式会社QQ Englishが提供するオンライン英会話とセブ島留学によって支えられているという。どのような国際教育が展開されているのだろうか。

プール学院中学校・高等学校教務部長の原 一公さんと、外国語科教諭の山﨑 凌さんに話を聞いた。

写真:
原 一公 (はら かずきみ)さん【写真右】
プール学院中学校・高等学校 教務部長

山﨑 凌 (やまざき りょう)さん【写真左】
プール学院中学校・高等学校 外国語科教諭


実践的な英語力と豊かなグローバル感覚を養う国際コース


――まずは学校の概要について教えてください。

本校は、イギリス出身の女性宣教師メアリー・オクスラドによって1879年に大阪の川口外国人居留地に創設された女学校にルーツがあります。その後、イギリスから大阪に派遣されたアーサー・ウィリアム・プール主教の名を冠して、普溜(プール)女学校と改名され、校地や校名の変遷を経て現在のプール学院中学校・高等学校の形になりました。

キリスト教に基づく心豊かな人格形成を建学の精神としており、ボランティア活動や国際教育に注力しながら「愛と奉仕」の精神を育んでいます。勉学はもちろん、多様な経験を通して生徒たちが夢や人生の方向性を見つけていける場所でありたいと願い、学校づくりを行っています。

創立以来、特に国際教育には力を入れており、英語教育はもちろんのこと、グローバルな視野で社会に貢献する人を育てることを大切にしてきました。数多くの国際交流や海外語学研修、海外大学進学制度など、多彩なプログラムを実施しています。

2021年度には、総合的な英語力とグローバル感覚を習得することに特化した国際コースを高校に開設し、通常の英語の授業に加えて週3回の英会話と、2回の留学を必須としています。

留学は、初回はフィリピンのセブ島への語学研修、2回目はカナダ・ニュージーランド・イギリスから好きな留学先を生徒に選んでもらいます。さまざまな地域の国に留学することで、多様なグローバル感覚を身につけることを狙いとしています。

今回お話を聞いた教務部長の原一公さん(右)、外国語科教諭の山﨑凌さん(左)


――国際コースを開設した背景や、コースの特徴についてうかがえますか?

国際コースは、一言で言うと、高度な英語コミュニケーション能力と幅広いグローバル感覚を身につけるコースです。

VUCAの時代と言われる現代は、10年もすればこれまでの常識や当たり前が大きく変わってしまう時代です。英語教育そのものも変わっていく必要があり、変化の激しい時代でも変わらずに、生徒たちの生きる力になるものは何かと考えたときに、私が国際教育で大切にしたいことの1つとしてリベラルアーツがありました。

リベラルアーツは一般的には「一般教養」と訳されますが、「自由になるための手段」とも解釈されます。自分たちを固定観念や常識から解き放ち、自らの価値基準を持って行動するために必要な技法だと私は捉えています。

同校のパンフレットを読むと、
豊かな国際感覚を養うプログラムについて丁寧に説明されている

英語教育の中にこのようなリベラルアーツを組み込むとすると、留学へ行き、一次情報としてさまざまな経験をしてくることが大切だと考えています。留学は、自分自身の五感をフルに使って新たな学びを体得し、新たな自分に出会える絶好の機会です。そのため、留学を必須とした国際コースを開設したというわけです。

自動翻訳ツールの精度も飛躍的に上がっていることを考えると、もはや英語力を鍛えるような学びや、単に留学をするだけでは立ち行きません。自分が知らない異国の地に飛び込むことによって、他人に自分が受け入れられなかったり、相手の言動が理解できなかったりする体験に直面する。

そうした体験を通して、自分がいた狭い世界に気づき、自分の中の凝り固まった常識や価値観を壊したり書き換えたりするところに留学の本質があると考えています。つまり、国際コースでは、自分自身の価値基準を養うための留学と位置付けているのです。


オンラインとオフライン、継ぎ目のないカリキュラムが魅力


――国際コースでは、開設と同時にQQ Englishオンラインとセブ島留学をセットで導入されたそうですね。その狙いや導入の決め手はなんだったのでしょうか?

国際コースでは、高校2年次に中長期の留学を必須としているのですが、その前準備として、高1の4月からオンライン英会話を含めた英語学習に取り組み、高1の終わり頃に海外語学研修と称して2週間セブ島に行きます。このセブ島への留学は、高校1年の英語学習の集大成であり、高2の留学をより有意義にするための架け橋として位置付けているものです。

このオンライン英会話とセブ島留学の両方とも、QQ Englishさんにお世話になっています。なぜなら、生徒たちにはなるべく一貫性を持った英語のレッスンが受けられる環境を用意したかったからです。

国際コース立ち上げ当時、質の高いオンライン英会話とリアルな留学の両方を併せ持つのは、私が調べる限りではQQ Englishさんしか見つかりませんでした。
QQ Englishさんのオンライン英会話で勉強し、セブ島留学でも同じシステムを使って同じ教材で学ぶことができるシームレスな環境は、生徒たちにとっても混乱がなく、効率的に学習に取り組めます。

また、QQ Englishの講師の皆さんは、英語を母語としない人に向けた英語の教授法であるTESOL(ティーソル)という国際資格を全員取得しています。それ故に講師の質に大きなバラツキがなく、質が高いレッスンが受けられるだけでなく、生徒一人ひとりの英語力を伸ばすための工夫もしてくださるので、個別最適化学習の実現にもつながっています。

オンライン英会話中の接続トラブルにも迅速に対応してくださいますし、総合的に見てサービスの品質はトップクラスだと感じています。


――具体的にどのように活用されているのか教えてください。

週3回ある英会話の授業のうち、1回をQQ Englishオンラインで学ぶ時間にしています。生徒たちは実質25分間、各々のタブレット端末を介して先生とマンツーマンでひたすら英語での会話を続けます。

逃げも隠れもできない時間なのでなかなかハードだと思いますが、レッスンが終わったら生徒たちは毎回、やり切ったという充実感に包まれていますね。その積み重ねが自信へとつながり、セブ島への語学研修に進んでいきます。

セブ島における語学研修では、平日はQQ Englishさんの校舎で1日5時間どっぷり学び、週末は現地ガイドさん同伴で異文化体験をする機会があります。滞在先も、QQ English保有の学生寮に泊まるので、学校側としても安心です。

このセブ島への語学研修で最も価値があるのは、異文化体験かもしれません。フィリピンは、光の部分もあれば影の部分もまだ多く残る国だと思います。

そうした影の部分にも触れて来られるような体験機会を、現地のプランナーさんなどとも相談しながら用意しています。過去には孤児院にボランティアに入り、現地の子どもたちと一緒に天ぷらを揚げたこともありました。

英語を学びに行くことはもちろん、その先にある世界をしっかり五感で感じて、自分は何を思うのか、自分に何ができるのかを考える。そんな、将来に向かう材料の一つになるような体験をしてほしいという願いがあります。


目指すのは、英語を学ぶ先にある豊かな世界


――QQ Englishを導入して、生徒さんたちにどんな変化が見られましたか?

発話に対する不安がなくなり、とにかく英語を口に出せるようになってきています。あとは、生徒たちの学びに対する熱意やモチベーションが確実に上がってきたようにも感じています。

オンラインで英語力を鍛え、短期のセブ島語学研修でさらに磨き、中長期の海外留学ではグローバル感覚もプラスで身につけて帰ってくる。3年生になってから考える進路の選択肢には、海外大学への進学や、国内の大学でも英語で学ぶ環境を検討するような相談をしに来る生徒もいます。

それまでの英語学習を通して、将来を考える角度が増えたのかなと思いますね。


――最後に、これからの展望をお聞かせください。

本校は、英語教育に力を入れていることは確かですが、英語が上手に話せることを最終目標にはしていません。英語を学ぶ過程にあるさまざまな体験を通して、人間性の土台を作ったり、将来の夢につながる具体的な何かを見つけてほしいと願っています。

自動翻訳ツールが進化すれば、英語力があるだけの人は、やがて特色が薄れていってしまいます。結局残るものは、英語を学ぶことを通して、何を学んだかという、もっと根底の部分だと思うんですよね。セブ島への語学研修や他の地域への留学を、そうした根底をつくる機会にしてほしいと思っています。

結局、英語は道具なんですよね。世界をフィールドと考えたときに、英語という道具が使えたら、もっとたくさんの人とコミュニケーションが取れるようになります。どんなに拙い英語でも構わない。その人の奥にある夢やビジョンで、人と人はつながっていきますから。

英語を学ぶ先に何があるのか。どんな世界が広がっているのか。今後もQQ Englishさんの力をお借りしながら、生徒たちの人生の土台となるような国際教育に取り組んでいきたいと思います。

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<取材・文:先生の学校編集部/写真:芝田 陽介>